運輸安全マネジメントに対する取り組み

1.輸送の安全に関する基本方針

大分交通グループの令和7年度の基本指針
「お客様第一と安全第一の徹底」とし、経営トップ以下全従業員で
  ①安全はすべてに優先
  ②法令や規則の遵守
  ③継続的な安全管理体制の改善  に努めて参ります。

2.輸送の安全に関する目標

(1)令和6年度中の重大事故件数
自動車事故報告規則第2条に規定する重大交通事故は2件発生しました。
(2)令和7年度の事故抑止目標
  令和6年度実績 令和7年度目標
交通事故件数 46件 34件以内
※交通事故件数は有責事故(加害事故)発生件数  ※交通事故件数は自動車事故報告規則第2条11項に該当するものを除く。

3.輸送の安全に関する組織体制

当社における組織体制は別表のとおりです。

4.輸送の安全に関する重点施策

(1)静止物への事故撲滅に向けた取り組み
周囲の安全確認を確実に行うために、全体的に広い視点を持ち、
適切な注意配分を実施し、静止物への事故撲滅を目指します。
また、全社員の事故防止意識の向上のため募集した標語の中より、本年の交通安全標語は
「静止物 慣れた場所こそ 要注意」と致します。
(2)厳正な点呼の実施による乗務員の体調管理の徹底
免許証の確認、アルコール・体調に関する管理を徹底し、乗務中の安全を確保するため、
厳正な点呼を実施致します。
(3)交差点右左折時の一時停止・徐行の徹底
交差点の左折時一旦停止、右折時の最徐行を徹底し、安全な運行に努めます。
(4)車内事故防止の徹底
バス発着時に、「動きます、ご注意ください」「バスが止まってから席をお立ち下さい」といった注意喚起の案内を
徹底し、車内事故の防止に努めます。
(5)事故事例の映像教材化
実際の事故データを基に再現映像を作成し、乗務員教育へ活用します。
事故を未然に防ぐための運転ポイントをまとめ、「なぜ起こったか?」といった原因
を考えるディスカッション形式の研修を実施します。
(6)ドローン映像を活用した安全教育
俯瞰映像を用いて「静止物の死角」を可視化する事で、狭路や駐車場でのリスクを実例で解説し、
静止物との距離感の錯覚をシュミレーションします。
(7)働きやすい職場環境の構築
改善基準告示の遵守徹底により、長時間労働を根絶し、働きやすい職場環境を構築します。

5.輸送の安全に関する教育・研修計画

6.貸切バス事業者安全性評価認定制度

大分交通グループ4社(大分交通、大交北部バス、国東観光バス、玖珠観光バス)では令和6年度に
「三ツ星」の認定を受けました。
今後も皆様が安心してご利用できますよう、より一層、安全運行に努めてまいります。

7.安全統括管理者

大分交通株式会社 取締役自動車部長

8.安全管理規定

当社の安全管理規定は別添「安全管理規定」のとおりです。