運輸安全マネジメントに対する取り組み
1.輸送の安全に関する基本方針
- 大分交通グループの平成30年度の基本指針
- 「お客様第一と安全第一の徹底」とし、経営トップ以下全従業員で
- ①安全はすべてに優先
- ②法令や規則の遵守
- ③継続的な安全管理体制の改善 に努めて参ります。
2.輸送の安全に関する目標
- (1)平成29年度中の重大事故件数
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自動車事故報告規則第2条に規定する重大交通事故は6件発生しました。
※上記件数には、弊社に責任の無い事故1件も含む - (2)平成30年度の事故抑止目標
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平成29年度実績 平成30年度目標 交通事故件数 46件 29件以内
3.輸送の安全に関する組織体制
- 当社における組織体制は別表のとおりです。
4.輸送の安全に関する重点施策
- (1)教育訓練車での運転技術トレーニングの実施
- 自社構内に設置したコースを教育訓練車で走行し、車両感覚や走行時の見落としなどを再確認することで、乗務員の安全意識向上を図ります。
- (2)重大事故の根絶
- 歩行者や自転車との横断歩道付近での事故およびバス車内での着席確認不足等による車内事故を防止する取組みを強化し、自動車事故報告規則第2条に規定されている重大事故の根絶に努めます。
- (3)ドライブレコーダーの映像を使用した危険予知トレーニング(KYT)の実施
- 自社のドライブレコーダー映像を使用したKYTの充実を図ります。
- (4)事故およびヒヤリ・ハット情報の活用
- 事故やヒヤリ・ハット情報を冊子にし、全乗務員で情報を共有することで、事故防止に努めます。
- (5)乗務中におけるスマートフォン等の使用根絶
- バス乗務中における携帯電話、スマートフォン、タブレットの使用根絶を図ります。
- (6)安全標語の活用
- 乗務員より募集した標語を周知することで事故防止に努めます。
「その一瞬 後悔するより 再確認」 - (7)シートベルト着用の呼びかけ徹底
- 運転士自身のシートベルト着用徹底とお客様へのシートベルト着用の呼びかけを徹底します。
- (8)飲酒運転の根絶
- 飲酒運転の根絶を図ります。
5.輸送の安全に関する教育・研修計画
- 毎月、事故防止対策会議を開催し、安全対策に取り組みます。
- 全乗務員を対象としたミーティングを四半期に1度開催し、事故防止教育、情報の共有等を図ります。
- 年に一度、経営トップから従業員に対し安全方針の周知を図ることを目的とした安全推進決起大会を開催します。
- 乗務員に外部バス教習所での研修を受講させ、安全運転技術の向上を図ります。
6.安全統括管理者
- 大分交通株式会社 常務取締役自動車部長
7.安全管理規定
- 当社の安全管理規定は別添「安全管理規定」のとおりです。